どうして「副業用」の口座が必要なの?

なぜなら、ビジネスの収入・支出が把握しやすいからです。
生活費の出し入れなど日常的に使っている口座と、副業の口座が同じである場合、副業の収入がいくら振り込まれたのか、経費の支払いがいくらだったのかが、ひと目で把握できません。
ビジネスの収支を一つにまとめましょう。
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ネット銀行はどうしてオススメなの?



ネット銀行には、さまざまなメリットがあるからです。
第1のメリットは、365日24時間いつでも利用できることです。
インターネットから振り込みや出金などの手続きができるので、窓口やATMに出かける手間が省けます。
第2のメリットは、ネット副業の取引先やWebサイトの大半が、ネット銀行での振り込みを推奨していることです。
ネット銀行は振込手数料が安いので、ネット副業関連の企業の多くがネット銀行を利用しています。
振込先としてネット銀行以外は受け付けていない企業もありますから、ネット銀行の口座があると安心です。
第3のメリットは、振込手数料やATMからの出金手数料が安く、コンビニATMから利用できることです。
第4のメリットは、預金の金利が高いことです。
振込手数料が低く、預金金利が高いのは、店舗を持たないためにコストがかからないネット銀行の、最大のメリットといえます。
楽天銀行
楽天銀行は楽天グループが運営する、日本最大級のネット銀行です。
メリットは普通預金の金利が高いこと。
また、楽天証券の口座と連動する「マネーブリッジ」を利用すると、年利で0.10%とネット銀行の中でも最高クラスの高金利になります。
このほか、条件を満たしていればコンビニATMの手数料が、最大で月に7回まで無料になるサービスもあります。
口座利用で楽天スーパーポイントが貯まるのも魅力です。
デメリットは預金金額が10万円未満の場合、ATMの利用手数料がかかることです。
また、定期預金の金利が、他のネット銀行に比べて低いのもデメリットといえます。
楽天証券と連携しているので、株やFXをしている人に特におすすめの銀行です。
また楽天ポイントを貯めている人にも、おすすめします。
ジャパンネット銀行
ジャパンネット銀行は日本初のネット銀行として2000年に登場した、草分け的存在の銀行です。
メリットはヤフオク!の決済に便利な「Yahoo!かんたん決済」の手数料が無料になること。
また、Tポイントの現金化ができるのもメリットです。
さらにトークンと呼ばれる機器で、1分ごとにパスワードを変更するなどセキュリティ面に優れており、安心して利用できます。
デメリットは同じジャパンネット銀行でも50円、他行では160~250円の振込手数料が必要なこと。
また普通預金、定期預金ともに、金利はそれほど高くありません。
ジャパンネット銀行はヤフーオークションを活用している人や、ネット銀行のセキュリティ面に不安がある人におすすめの銀行です。
イオン銀行
イオン銀行はイオングループのネット銀行で、小売業が運営する画期的な銀行として注目されています。
メリットは、普通預金の金利が0.02%と高めであること。
さらにクレジットカードのイオンカードセレクトを持っていれば、楽天銀行と同水準の0.10%の高金利になります。
また、イオン銀行のATMなら手数料が無料になること、口座利用ごとにWAONポイントが付与され、たまったポイントは電子マネーのWAONと交換できるのも魅力です。
デメリットは、イオン銀行系列以外の銀行への振り込みでは手数料がかかることと、セブン銀行のATMが利用ができないことです。
イオン銀行はWAONポイントが貯まるなど、イオンのお店を利用するとお得なサービスが充実しているので、日常でイオン系列の店舗をよく利用する人に特におすすめの銀行です。
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行は三井住友信託銀行と、SBIホールディングスが共同出資して設立されました。
メリットはATMでの預金の引き出しや振込手数料が、スマートプログラムのランクに応じて月に最大15回まで無料であること。
また、無料で利用できる回数を過ぎても、振込手数料は154円と業界で最安値となっています。
デメリットはほとんどありませんが、強いて挙げれば、メガバンクなど大手銀行のATMが利用できないことです。
ただ、コンビニのATMは利用可能なので、さほど不自由には感じないでしょう。
住信SBIネット銀行は大きな欠点もありませんし、利用手数料も低く設定されている上に、定期預金やカードローン、住宅ローンなど各種サービスが充実しているので、誰にでもおすすめのネット銀行です。
ソニー銀行
ソニー銀行は2001開業の、ソニーフィナンシャルホールディングス傘下のネット銀行です。
ネットサービスの名称はMONEYKit(マネーキット)。
一般的なネット銀行が、決済手数料を主な収益としているのに対して、ソニー銀行は資産管理によって収益を上げているのが特徴です。
日経金融機関ランキングでは9年連続で顧客満足度1位を獲得。オリコン顧客満足度でも、2018年に1位に輝いています。
メリットは資産管理サービスが充実していることです。
特に外貨取引に注力しており、外貨預金や外貨建て投資信託、FXなどが手数料なしで利用できます。
また、Visaデビット付きキャッシュカード・Sony Bank WALLET(ソニーバンク・ウォレット)では、世界11か国の通貨に対応しており、世界200か国以上で利用可能。ATMから現地通貨が引き出せます。
デメリットは預金の金利が、ネットバンクとしてはそれほど高くないことです。メガバンクと同程度の水準となっています。
ソニー銀行は外貨に強いので、ネット副業で輸出入を行っている人、海外によく出かけるノマドワーカー、FXを行っている人などに特におすすめです。
じぶん銀行
じぶん銀行はKDDI(au)と三菱東京UFJ銀行が共同出資して2008年に設立されました。
じぶん銀行の最大のメリットは、スマホアプリから、すべてのサービスが利用できることです。
スマートフォンからの利用者が大半であることから、万全のセキュリティ対策を行っているのも特徴です。
また、ATMの利用手数料はじぶんプラスのランクに応じて、月間で最大11回まで出金手数料が無料、振込手数料は最大5回まで無料で利用できます。
デメリットは普通預金の金利が低めであることです。
このほか、ゆうちょ銀行への振り込みのみ、無料で利用できるのは1回までとなっています。
KDDI(au)が出資しているので、auのスマートフォンを利用している人に特におすすめのネット銀行です。
auウォレットユーザーの場合、じぶん銀行からお金をチャージすると、その5%がWALLETポイントとして加算されるなど、メリットが盛りだくさんとなっています。
新生銀行
新生銀行は経営破綻した長銀(日本長期信用銀行)が再生して、2000年に設立されました。
普通銀行ですが他行よりいち早くネットバンキング事業に参画し、ATMの24時間稼動や手数料無料などのサービスを実施したことで知られています。
メリットはサービスの利用でTポイントやdポイントがたまることです。
たとえばファミリーマートのATMの利用や、公共料金などの引き落とし口座にするなど、利用するごとにポイントが加算されます。
また、口座開設で300マイル、3か月定期預金で300マイル、外貨預金で1万マイルなど、ANAマイルが貯まるのもメリットです。
デメリットは、定期預金の金利がそれほど高くないことです。
新生銀行がおおすめなのは、TポイントやANAマイルをためている人です。Tポイントがたまるキャンペーンなども頻繁に行われています。