
まずは、手始めとして、仕組み、経費、法律問題などの知識を簡単に押さえて、その可能性を検討してみてください。
ここでは、知っているようで知らない「Airbnbで不動産を貸す」という稼ぎ方についてご紹介します。
1:Airbnbって何?
Airbnbとは物を他人とシェアしようという考えのもと、設立されたプラットフォームです。
具体的には、現在所有している部屋や家などを貸したい、つまりシェアしたい人たちと、その部屋などを借りたい人たちをマッチングするためのプラットフォームです。
ちなみにAirbnbというサービスが提供され始めたのは2008年のことで、現在では全世界の192ヶ国でこのAirbnbというプラットフォームを利用されています。
もちろん日本にも支社が創設されて現在もなお多くの日本人から利用されています。
2:どんな物件なら人気が出る?
Airbnbを活用して現在所有している部屋や家を貸すことで、まとまった収入やお小遣いなどを得ることができます。
しかし、それを実現するためには多くの人から借りたいという要望が出るような物件を用意する必要があります。
それでは具体的にどんな物件なら人気が出るのかを見ていきましょう。
1.交通機関からのアクセスが良い
1つ目のポイントはアクセスが良いということです。
基本的にAirbnbで部屋や家などを探している多くの人は、観光などを目的としています。
そのため一般的なホテルなどの宿泊施設と同様に、地下鉄やバスなどの交通機関からのアクセスが良ければ、利用したいという人が非常に多くいます。
2.観光地が近い
2つ目のポイントは観光地などが近いということです。
Airbnbの利用者の多くは観光客です。
その地方にある観光地などが近ければ、交通のアクセスが良いことと同様に、多くの人が利用したいと思われるようになるのです。
3.部屋や家の印象が良い(清潔感、おしゃれ)
3つ目のポイントは、貸し出している部屋や家の印象が良いことです。
観光地や交通アクセスが良かったとしても、もし清潔感がなかったり、おしゃれじゃないと感じられるような内装であれば、利用者が減ってしまいます。
人気を集めたいのであれば、交通アクセスと同じように貸し出している部屋の内装などにも意識を向けなければいけないのです。
3:本当に稼げるの?経費と収益は?
Airbnbでの経費についてはまず初期費用が挙げられます。
例えば、貸し出すための部屋を所有していない場合、中古マンションなどの不動産を新しく購入する必要があります。
また利用者が快適に泊まれるように家具や家電、また備品などを用意する必要もあります。
そして初期費用の他に、毎月の運営費が経費として必要です。
具体的には貸し出す部屋の水道や電気代、またインターネットの料金等についてです。
一方で貸し出すことによって得られる収益は、Airbnbで設定した宿泊料金からAirbnbの利用手数料として6%から12%を引いた額です。
つまりこの利用手数料を引いた収益が、先ほど紹介した経費を上回れば、実際に副業として稼ぐことができます。
4:ホストになるための手順は?
Airbnbでホストになるためには、まずAirbnbのウェブサイトでホスト登録を行う必要があります。
この登録は無料でメールアドレスやFacebookなどのアカウントがあれば、誰でも簡単に登録を行うことが可能です。
そしてホスト登録が完了したら、実際に用意している貸し出すための物件の情報をAirbnbに登録します。
この物件の登録についてもAirbnbのサイトのナビゲーション従えば誰でも簡単に登録することが可能です。
そしてAirbnbに貸し出すための物件の登録を行ったら後はホストとして利用客からの申し込みを待つだけです。
5:法律的に大丈夫なの?
Airbnbは現時点で多くの人に利用されていますが、中には法律的に大丈夫なのか心配してもいるでしょう。
Airbnbは宿泊業なので、旅館などと同様に、「住宅宿泊事業法」をしっかりと守る必要があります。
この住宅宿泊事業法を守るためには、住宅宿泊事業者としての届出を行って、届出番号を取得することが必要となります。
ちなみにAirbnbでは、この届出番号をリスティングページに記入することを必須としており、もし記入していなければAirbnbでは貸し出し物件の掲載はされません。
つまり、Airbnbで問題なく掲載をして貸し出しが出来ているということは、法律を守れている、ということになります。